4月14日(土)太極拳講座の友だちに,『第35回 日本伝統漆芸展』のチケットを戴いて,昼前から,広島そごうへ漆芸展を見に行った。4人のうち,1人は,元太極拳講座の受講生だったが,広島へ引っ越しされて,久し振りに,いつものメンバーが揃って,広島そごうで昼食を食べた。何を食べようかと,レストラン街を色々物色して,結局,蕎麦にした。2段重ねのザル蕎麦で,他のものは付いてなかったので,蕎麦で満腹になったが何か物足りない感じがした。愈々,本命の『第35回 日本伝統漆芸展』を見に,1F下の催会場へ行った。
日本の漆芸は,近年,世界の人々に注視されるようになり,世界に誇る日本の工芸の代表で,古くから日本人の生活と共にあって,実用性と美しさを備えた優れた作品を生み出し,常に,創意,工夫を加えて,芸術的にも高度なものとして発展してきた。この日本伝統漆芸展は,日本漆芸の伝統の上に立ち,更に発展させ,現代の生活に使える創造性のある作品の制作と技術の錬磨,伝承,後継者の育成などを目標としているそうだ。近年,作家は,技術のみならず,デザインにも重点を置き,個性ある作品に挑戦されているとのことだった。受賞作品から,紹介する。
★文部科学大臣賞「彫漆蒟醤箱「静夜」藤田正堂」
★東京都教育委員会賞「乾漆蒟醤箱「的皪」薮内江美」
★朝日新聞社賞「沈金箱「雪代水」西勝廣」
★MOA美術館賞「乾漆塗立合子「旭旭」内島正雄」
★輪島漆芸美術館賞「沈金箱「花開く」塚田美里」
★熊本県伝統工芸館賞「乾漆蒟醤花器「春来」佐々木博」
★高松市美術館賞「藍胎蒟醤八角箱「黒揚羽」神垣夏子」
入賞外の作品「藍胎蒟醤八角盛器 大谷早人」 会場で,漆芸の制作過程やそれぞれの作品についての説明をされた方の作品。
「蒟醤蒔絵靴べら「道しるべ」 山下義人」 「網代八角銘々盆 小森邦衛」
「藍胎箱「日向」 田代昭夫」 竹に漆が施されていた。 「鶏頭木地蒔絵箱 内野薫」木の肌に鶏頭の花を描いているが,木に滲みが出ないような工夫がされていた。
「交差文漆皮方盆 増村紀一郎」 「堆漆象牙象嵌小箱 石原雅員」
「乾漆紅葉蒔絵筈 内島一郎」 「乾漆蒔絵組皿 奥窪聖美」
「カープしゃもじ」出口近くに,大きなしゃもじが展示されていた。赤いカープのデザインの漆塗りになっていた。今年こそ,日本一になって欲しいね。
説明を聞きながら,作品を見て廻った。何段階も複雑な工程が重ねられ,各所に工夫が凝らしてあって素敵だった。漆塗りは,丁寧に扱わないと傷がつき,ひび割れてしまうと思っていたが,水分を残さないようにすると,漆自体が長く置く程硬くなるので,すごく丈夫とのこと。電子レンジや,食洗器でも使えるとのこと。我が家にも,およばれ用の黒塗りの角盆や汁椀などがあるので,偶には使って楽しむのも良いかなと思った。ずーと納めてばかりで死蔵している。
その後,疲れたので4人で珈琲を飲んで,クレアラインに乗って帰った。雨がかなり降っていて,家の近くで,前のめりに転んで,少しケガをした。それに折り畳み傘も支柱が折れて使えなくなった。これって,やはり,歳のせいかなああ嫌だ!嫌だこれからは,気を付けなくては・・・。そういえば,去年も家のガレージで足を引っかけて転んで大変だった。
日本の漆芸は,近年,世界の人々に注視されるようになり,世界に誇る日本の工芸の代表で,古くから日本人の生活と共にあって,実用性と美しさを備えた優れた作品を生み出し,常に,創意,工夫を加えて,芸術的にも高度なものとして発展してきた。この日本伝統漆芸展は,日本漆芸の伝統の上に立ち,更に発展させ,現代の生活に使える創造性のある作品の制作と技術の錬磨,伝承,後継者の育成などを目標としているそうだ。近年,作家は,技術のみならず,デザインにも重点を置き,個性ある作品に挑戦されているとのことだった。受賞作品から,紹介する。
★文部科学大臣賞「彫漆蒟醤箱「静夜」藤田正堂」
★東京都教育委員会賞「乾漆蒟醤箱「的皪」薮内江美」
★朝日新聞社賞「沈金箱「雪代水」西勝廣」
★MOA美術館賞「乾漆塗立合子「旭旭」内島正雄」
★輪島漆芸美術館賞「沈金箱「花開く」塚田美里」
★熊本県伝統工芸館賞「乾漆蒟醤花器「春来」佐々木博」
★高松市美術館賞「藍胎蒟醤八角箱「黒揚羽」神垣夏子」
入賞外の作品「藍胎蒟醤八角盛器 大谷早人」 会場で,漆芸の制作過程やそれぞれの作品についての説明をされた方の作品。
「蒟醤蒔絵靴べら「道しるべ」 山下義人」 「網代八角銘々盆 小森邦衛」
「藍胎箱「日向」 田代昭夫」 竹に漆が施されていた。 「鶏頭木地蒔絵箱 内野薫」木の肌に鶏頭の花を描いているが,木に滲みが出ないような工夫がされていた。
「交差文漆皮方盆 増村紀一郎」 「堆漆象牙象嵌小箱 石原雅員」
「乾漆紅葉蒔絵筈 内島一郎」 「乾漆蒔絵組皿 奥窪聖美」
「カープしゃもじ」出口近くに,大きなしゃもじが展示されていた。赤いカープのデザインの漆塗りになっていた。今年こそ,日本一になって欲しいね。
説明を聞きながら,作品を見て廻った。何段階も複雑な工程が重ねられ,各所に工夫が凝らしてあって素敵だった。漆塗りは,丁寧に扱わないと傷がつき,ひび割れてしまうと思っていたが,水分を残さないようにすると,漆自体が長く置く程硬くなるので,すごく丈夫とのこと。電子レンジや,食洗器でも使えるとのこと。我が家にも,およばれ用の黒塗りの角盆や汁椀などがあるので,偶には使って楽しむのも良いかなと思った。ずーと納めてばかりで死蔵している。
その後,疲れたので4人で珈琲を飲んで,クレアラインに乗って帰った。雨がかなり降っていて,家の近くで,前のめりに転んで,少しケガをした。それに折り畳み傘も支柱が折れて使えなくなった。これって,やはり,歳のせいかなああ嫌だ!嫌だこれからは,気を付けなくては・・・。そういえば,去年も家のガレージで足を引っかけて転んで大変だった。
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yasumama 面倒なけど 大切な器って感覚しかなかったけど いろんな利点もあるのですね。
プラスチックとは違う風合い、諸々 大変な工程をとは 思ってましたが あの 藍胎箱「日向」お造りになったお方とお話しさせていただき なんとなく身に引き締まる感覚を覚えました。それに・・神々しく おもえるのは 不思議
雨の日お誘いして・・・ごめんなさいね。
私たち・・・気をつけなくてはいけない年齢になりました。
ブログを更新?なさってるので 安心いたしました。受け身がお上手なのかもしれません。
日曜・・ちょっと 年齢的に随分違うのでパスいたしました。
土曜‥まだ 当分あるから先にしましょう。
yasumamaさんへ
K.N 日本の伝統工芸は,他の国と違って,奥深い趣があります。長い歴史の中で,切磋琢磨されて今日に至っているのでしょう。素敵漆器でした。デザインも古いものから,現代風のものまで・・・。漆器を作るのにも,色んな要素が必要なのですね。絵やデザイン,漆塗りの技術など並大抵のものではないなと思いました。藍胎箱「日向」の制作者は,三原の方で,色々制作の意図,工夫されている技術の積み重ねなど,聞いているとより深く鑑賞できますね。Oさんを交えて,楽しい一時も良かったです。私の不祥事で,皆さんにご心配をかけて済みませんでした。大したことでなくて良かったです。加齢現象でしょうね。
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