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時は,過去,現在,未来へとずーと繋がっている。時の変化は,何気なく過ぎ去っていく。時は確実に流れている!
2月22日(土)午前中は,ペアーレれんがどおりでいつもの太極拳講座。翌23日の公民館祭りのステージ発表に出られる方たちのリハーサルがあったので,いつもは20名余りだけど,今日は10名余りだった。人数が少ないので,先生も細かく見て指導して下さった。12年位習っているのに,なかなか上達しない。先生の太極拳はすごく素敵!あんなにはできない。何か級や段を取ることなどを目標にして,真剣に取り組めば良いと思うけど,生来,運動神経が良い方ではないので,楽しみながらやっているから,上達しないのも無理ないなと思った。昼食を済ませて,太極拳の友だちと,呉市文化ホールへ恒例の「くれしん爆笑寄席」に行った。12:30開場,13:00開演だったので,12:40位に行ったが,ほぼ満席状態で,やっと中頃の座席に座れた。呉信用金庫の方が挨拶されて,愈々開演。
ポスター
プログラム1番は,ジャンボ亭かれんさんの落語「平林」ジャンボ亭かれんさんは,ジャンボ亭衣座さんの1番弟子で73歳から落語を始められ現在83歳。社会人落語日本一決定戦にも出場されたそうだ。以前は,本の読み聞かせをされていて,その中で落語に興味を持たれ,高座に上がって落語をしたいと思われたのがきっかけ。
ジャンボ亭かれん
『平林』(ひらばやし)というお医者の所へ,書き物を届けることになった定吉。忘れないように,口の中で「ヒラバヤシ」を繰り返しながら歩いていくが,途中でやたらと邪魔が入り,気づいた時には宛名の読み方を忘れてしまった。困っているところに,丁度,人が通りかかったので書き物を見せると「タイラバヤシだろ?」言われた。どうも違うような気がして,別な人をつかまえて聞いてみると「ヒラリンでしょ?」と言われた。また,違うような気がして、通りかかった人に聞いてみると「イチハチジュウノモクモクじゃねぇか」と言われた。これも違うような気がして,別の人に聞いてみると「ヒトツトヤッツデトッキッキ」と言われた。迷った挙句,『下手な鉄砲も数撃てば当たる』ということで,教えられた名前を全部つなげて怒鳴ることにした。「タイラバヤシかヒラリンか,イチハチジュウノモクモク,ヒトツトヤッツデトッキッキ」。怒鳴っているうちに節が付いてしまい,あっという間に人が集まってくる。その中の一人が「何をやっているんだ?」「へぇ,人を探しているんです。ところで,あなた様の名前は?」「私は平林(ヒラバヤシ)だ」「ヒラバヤシ…おしい!」「ちがう,ヒラバヤシノボルだ!」
プログラム2番は,くれしん亭廣木さんの「けん玉」くれしん亭廣木さんは,けん玉歴20年。けん玉日本一だそうだ。けん玉の長時間記録大会「もしかめ」で過去3回全国優勝されている。現在は,広島を中心に活動され,けん玉の演技,指導をされているそうだ。最初に,光るけん玉(アメリカで発案されたとか・・・LEDを使っている)。大きな玉のけん玉など,妙技を色々披露された。
くれしん亭廣木 LED光るけん玉
現在のけん玉は,呉市の江草濱次氏が剣と玉だけだった明治期のけん玉に,鼓状の皿を取り付ける事を考案したもので,江草氏が廿日市を訪れ,けん玉づくりが始まったそうだ。廿日市・さくらぴあに,けん玉の石碑があるそうだ。
プログラム3番は,ジャンボ亭小目くんの落語「たらちね」ジャンボ亭小目くんは,小学6年生でジャンボ一門の若きホープ。大阪で行われた大阪暮らしの今昔館落語こども大会で入賞。ご褒美に大阪で上方落語唯一の寄席「繁盛亭」に出演。囲碁も2段取得。もみじ銀行の作文コンクールにも入賞との事,頑張り屋さんだね。
ジャンボ亭小目1
「たらちね」は,長屋でただ一人の独り者の八五郎に,大家が縁談を持ちかけてきた。年は十九で,近所の医者の姪だという。器量は十人並み以上,夏冬の着物も揃えているという誠に結構な話。「そんな女が,あっしのような男のところへ来る訳がない。なんか,疵でもあるんじゃないですか」「ないと言いたいが,たった一つだけある」。もとは京の名家の出で,言葉が女房言葉。馬鹿丁寧すぎてまるきりわからないという。この間も,目に小石が入った時「ケサハドフウハゲシュウシテ,ショウシャガンニュウス」。つまり「今朝は怒風激しゅうして,小砂眼入す」と,のたもうたそうな。そんなことは何でもないと八五郎がOKしたので,その日のうちに祝言となった。成程,美人なので,八五郎は大喜びだが,いざ話す段になると,これが相当なもの。名を聞くと「そも我が父は京都の産にして姓は安藤,名は慶三,あざなを五光,母は千代女と申せしが,わが母三十三歳の折,ある夜,丹頂の鶴の夢を見てはらめるが故に,たらちねの胎内を出でし時は鶴女と申せしが,それは幼名,成長の後これを改め清女と申しはべるなぁりいー」「ナアムミョウ,チーン,ご親類の方からご焼香を」これでは噛み合わない。ネギが一文字草,米はしらげと,通訳がいる位。朝起きれば起きたで「アーラ,わが君,しらげのありかはいずこなりや」頼むから,そのアーラワガキミてえのはやめてくれと言っているところへ,葱屋がやって来た。「こーれ、門前に市をなすあきんど,一文字草を朝げのため買い求める故,門の敷居に控えておれ」「へへへー」ようやく味噌汁ができたが,「アーラわが君。日も東天に出御ましまさば,うがい手水に身を清め,神前仏前へ燈灯(みあかし)を備え,御飯も冷飯に相なり候へば,早く召し上がって然るべう存じたてまつる,恐惶謹言」「飯を食うのが恐惶謹言なら,酒ならよって(=酔って)件の如しか」
プログラム4番は,ジャンボ衣笠さんの落語「妻の旅行」(桂三枝作)ジャンボ衣笠さんは,呉信用金庫在職中から落語を演ずる支店長として,地域に笑いを届ける。退職後は,呉信用金庫の地域貢献活動の一環として落語活動を展開。2001年信用金庫社会貢献賞特別賞受賞,2003年JRお笑いバトル グランプリ受賞,2008年広島県「プラチナ世代の現役続行宣言」最優秀賞受賞。現在,くれしん笑芸会会長。
ジャンボ亭衣笠
「妻の旅行」は,定年を迎えて家にいる父親を,離れて暮らしている息子が呼ぶ。やってきた父親への話は母親のこと。母親が今度沖縄旅行に行くのに息子のところに小遣いをもらいに来た。そのついでに,自分が旅行に行くというと,夫がぐちぐちうるさい。もっと機嫌よく旅行に送ってくれればいいのにと愚痴を言っていた。親父の気持ちもわかるが,気分よく送ってやれという息子。父親が言うには,自分の妻は大阪のおばはん。とにかく口やかましい。自分がすること全てに突っ込みを入れるし,それどころか電子レンジやテレビのドラマにも突っ込みを入れまくり。オリジナル料理という名のめちゃくちゃな料理をするし,一緒にいると疲れるばかり。それを聞いた息子が,「だったら旅行に機嫌よく出してやればいいじゃないか」というと,父親の返事は「お前はわかっていない。前に旅行に行く時に喜んで行ってこいと言ったら,『普通だったら一緒に行きたがるのに,素直に送り出すというのは何か悪いことをしようとしているのではないか』と言われた。だから,あえてぐちぐち文句を言っているのだ」。息子は、深いと感心して帰っていく。さて,沖縄旅行の当日,夫は旅行について文句をいい,妻は言い返しながらバタバタ支度をして出て行った。妻が出て行った途端に,夫はのびのび。友達をマージャンに呼ぶ計画を立てる。そこにドアチャイムがなり,誰かと思って出てみたら,妻が「一人行けない人ができたから,一緒に行こう」という・・。
中入り(15分間休憩)
プログラム5番目は,柳貴家雪之介さんの「大神楽曲芸」伝統芸能の水戸の大神楽の御曹司。
柳貴家雪之介 大神楽曲芸2
大神楽曲芸 大神楽曲芸2 (2)
柳貴家正楽家は江戸の昔,水戸のお殿様(水戸光圀)御用達の大神楽で, 1年に1回,大神楽のお祓いを受ければ,その年が家内安全,商売繁盛,無病息災であると言われ,お殿様の命で水戸藩領内を御神楽廻りするようになったのが始まり。 柳貴家正楽家は大神楽のルーツをひも解き,大衆芸能であった大神楽を舞台芸能に昇華させ,幼少の頃からの厳しい修行により磨かれた獅子舞曲芸が特徴。 伝統を守りつつ様々な祝い事,イベント,教育の一環として学校での公演,海外での公演やテレビ等のメディア出演と幅広い分野で活動されている。1990年大阪万博で初舞台,1994年文化芸術祭賞受賞,1998年アメリカ美術館公演
プログラム6番目は,古今亭菊志んさんの落語「紙入れ」 1994年愛媛大学教育学部卒業。2代目古今亭圓菊に入門。前座となり「古今亭菊朗」を名乗る。1998年第3回岡本マキ賞受賞。1998年「二つ目」昇進。2003年 NHK新人演芸大賞落語部門大賞受賞,北とぴあ若手落語家競演会北とぴあ大賞受賞。2007年「 真打」に昇進し「古今亭菊志ん」と改名。立川談志師匠の若い頃に似てきたと落語雑誌で紹介される。
古今亭菊志ん
「紙入れ」は,貸本屋の新吉は出入り先のおかみさんに誘惑され,旦那の留守中にせまられていた。そんな時にいきなり旦那がご帰宅。慌てた新吉はおかみさんの計らいで辛うじて脱出に成功する。もうやめようと決意する新吉だったが,旦那から貰った紙入れを,現場に忘れてきた事に気づく。しかも,紙入れの中にはおかみさん直筆の『遊びにいらっしゃい』という手紙が入っている。―絶体絶命である。焦った新吉は逃亡を決意するが,兎も角,先方の様子を探ろうと,翌朝,再び旦那のところを訪れる。出てきた旦那は何故か落ち着き払っている。変に思った新吉は,「他の家の出来事」と称して昨夜の出来事を語ってみるが,旦那はまるで無反応。ますます混乱した新吉が考え込んでいると,そこへ浮気相手のおかみさんが通りかかる。旦那が新吉の失敗を話すと,おかみさんは「浮気するような抜け目のない女だよ,そんな紙入れが落ちていれば,旦那が気づく前にしまっちゃうよ」と新吉を安堵させる。旦那が笑いながら続けて「ま,例え,紙入れに気づいたって,女房を取られるような馬鹿だ。そこまでは気が付くまいて」。上方ではおかみさんが「その阿呆の顔を見てみたいわ」と言うと,旦那が自分の顔を指差して「ここにおるで」という。
今回の「くれしん爆笑寄席」は,1,300人の大入りで,1階席は満席で,2階席もちらほら人がいた。この所,呉市文化ホールでのイベントは,イベントにもよるが,1F席が満席という事が少ない。ジャンボ衣笠さんの「乗ってるか~い」という掛け声で,みんな大いに盛り上がり,久々に大笑いし楽しい一時だった。この3月29日(土)には,「ペアーレれんが通り寄席」がある。毎年楽しみに聴きに行っているので,友だちを誘い行ってみよう。
第16回くれしん爆笑寄席大入り ペアーレれんがどおり寄席
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【2014/02/26 08:45】 | イベント
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努力っていいですね。
yasumama
いつもの席・・・あいてるものとばかり 思っていたら なんとなんと・・・だんだん 沢山の人で熱気おびてきますね。v-237
光るけん玉、これはなかなか 美しく 見栄えもして 良かったし、大神楽曲芸もものすごく 面白かったですね。 いつも精進していらっしゃるのでしょう、素晴らしいです。v-218
落語もそれぞれ 自信もついてらしたように 余裕さえ 伺えます。
こうして地域を活性化して下さり 笑いを届けてくださって 有難く思います。v-342
笑うって事は簡単な事だったのに 最近は こんな事でもないとアッハハ~と笑う事も少なくなりました。結構 2階席もいらしたのですね。v-411

yasumamaさんへ
K.N
v-315大入りでしたね。例年,くれしん爆笑寄席は,開場前に外まで並んで長い列ができています。いつもは,圧倒的に女性が多いですが,男性も半分位おられましたね。それぞれに個性のある芸人さんで面白かったです。「平林」と「妻の旅行」は,以前聴いた事がありますが,やはり笑えました。v-425ジャンボ亭かれんさん,ジャンボ亭小目くん,すごく成長の跡がうかがえました。あちこちで,落語を披露されているのでしょうね。度胸もなかなかでした。「光るけん玉」,初めて見ました。変わった趣向で良かったですね。大神楽曲芸も,伝統がある芸能なのですね。若い方が,跡を継いで頑張っておられるのは,良いですね。大いに笑わせて貰いました。v-411

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