


当日,13:30開演だったが,かなり早く行ったので,一番前の席に座われた。プログラム一番最初は,ジャンボ小目君の落語「寿限無」。落語を習い始めて半年足らずだが,飲みこみがすごく早いそうだ。親と一緒に落語を聴き,オチの深さに興味を持ち,1人で何役もこなしてすごいなと思ったそうだ。好きな囲碁に因んで,「ジャンボ小目」という芸名にしたそうだ。


プログラム2番目は,浪花家小とらさんの落語「饅頭怖い」。町で若者の寄り合いがあった。次から次へ恐いものを言い合い,「おれは蛇が恐い。あの動き方が嫌だ。」 「おれは狸が恐い。お化けに姿を 変えるから。」 「おれはクモだ。クモの巣はねばねばする。」 「おれはコウモリ ...。ある男が,「まん、饅頭が恐い。思い出しただけで気持ち悪くなる。」と言った。その男を怖がらせようと思って,数人が町へ出かけて色々な饅頭を買ってきて,その男の枕元に置く。「怖い!怖い!」と言いながら,饅頭を食べた。実は,饅頭が大好物で,饅頭が食べたいためにみんなを騙したという噺だった。


プログラム3番目は,ジャンボ亭かれんさんの落語「狸の札」。命を助けられた子狸が礼に来て,色々なものに化けて恩返しをする。札に化させて借金を払うが,小さく畳んでガマ口に押し込められた狸は苦しくなって,ガマ口を食い破って逃げ出す。その時,ガマ口に入っていた1円札2枚を取って来る。ジャンボ亭かれんさんは,落語を習い始めてまだ2年目の81歳,見た目はそんなお歳には見えない。夫と死別後,10年余り朗読ボランティアグループに入り,視覚障害者向けに小説や新聞などをテープに吹き込む活動を手伝った。落語協会会長を務める柳家小三治の速記集「まくら」を朗読し,無類の面白さに引き込まれ,ペアーレで落語教室が開催されるのを知って入門されたそうだ。くれしん笑芸会では,「松山鏡」をされた。

プログラム4番目は,柱笑福さんの落語「川柳は心の憂さの吹き溜まり」(笑福亭仁智 創作)。遠距離通勤している夫とその妻が登場し,妻に対する日常の鬱憤を川柳にしている。それにしても,次から次からへと川柳が出てきて,しかも成程と共感出来て面白かった。

仲入りの後は,風呂哲州のギター漫談だった。ネクタイが昔流行したスマイルのデザインだった。みんなで一緒に歌う場面もあった。


プログラムの最後は,ジャンボ衣笠さんの落語「相撲風景」。大入り満員である相撲の小屋で,握り飯を持って贔屓を声援している観客がいた。後に空腹な客が座っていたのだが,勘違いで前の客が握り飯をくれたものと思い,食べてしまう。別の席では尿意を感じている客がいた。便所に立つと席を取られるので,動こうにも動けない。そこで、近くで寝ている男の酒の1升瓶の中に排尿してしまう。起きた男は目や鼻に染みると騒ぎ立てるという下ネタも…。ジャンボ衣笠さんたちは,色んな場所で落語をされている。こんな催しもあったが,その日は都合が悪くて残念!


今回は,小学5年のジャンボ亭小目君の熱演が良かった。


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大笑いは幸せの元ですね~。
yasumama 爆笑の連続でしたね~。日ごろ
気味の私も腹から 大笑いです。風呂哲州さんのギター漫談もとても楽しく 久しく歌を歌っていない私も思わず 歌ってしまいました。 よいお声をしてらっしゃったですね~。1曲、サービスで ゆずの春風・・・歌って欲しかったですわ~。
最後のメイン寄席、ちょっと 気味の悪い所もありますが それを通りこして マタマタ 大笑い、プログラムに表に・・・・って 書いてあったので 画像 削除しちゃいました、私。
yasumamaさんへ
K.N
今回の落語会,面白かったですね。新しいメンバーの小学5年生のジャンボ亭小目君も加わり,バラエティに富んだ楽しい一時でした。
風呂哲州さんと一緒に歌った歌は何だったかしら?歌ったのにもう忘れちゃって・・・。髯とネクタイが印象に残っています。声も良かったですね。ゆずだと,年配の人は知らなかったりするので,みんながよく知っている歌にされたのでしょうね。ジャンボ衣笠さんも,いつもより面白かったです。写真撮影はいけないと書かれたいますが,前回ジャンボさんに尋ねて許可を頂いたのですが・・・。
yasumama 爆笑の連続でしたね~。日ごろ


最後のメイン寄席、ちょっと 気味の悪い所もありますが それを通りこして マタマタ 大笑い、プログラムに表に・・・・って 書いてあったので 画像 削除しちゃいました、私。

yasumamaさんへ
K.N


