fc2ブログ
時は,過去,現在,未来へとずーと繋がっている。時の変化は,何気なく過ぎ去っていく。時は確実に流れている!
草津温泉へ行くなら,白根山へ行かないてはないと兄が言うので,朝から車で白根山へ向かう。くねくねとした坂道をどんどん登って行った。途中,紅葉している所や硫黄が吹き出して黄色くなっている所や木が全く無くて黒っぽい岩がゴロゴロしている所を見ながら,ひたすら登った。頂上には,白根レストハウスがあり,沢山の人がもう車で来ていた。運良く駐車場にすぐに停められ,早速「湯釜」を見に行く。白根山白根山全景







 白根山は那須火山帯に属する標高2160mの活火山で,山頂には神秘的なエメラルドグリーンの水をたたえる湯釜,水釜,涸(から)釜の3つの火口湖がある。「湯釜」は,直径300m,水深30m,水素イオン濃度(ph)は「1」前後で,世界で最も酸性度の高い湖だそうだ。勿論泳ぐことは出来ず,もし中に入ると動くことが出来なくなって,酸化し溶けてしまうとか・・・。監視員の方が見張りをしておられた。湯釜へ湯釜1







 「湯釜」へ登る途中,亜高山植物のオヤマリンドウやヤマハハコなどの花が咲いていた。風が強いので,木は余りはえていない。「湯釜」からの展望は素晴らしく,パノラマで写真が撮れないのがすごく残念だった。登るのはすごく簡単で,徒歩10分(ゆるやかな登り約500m)だった。オヤマリンドウ



 白根山を見て,下山する。途中,白根山に登る車で長蛇の列が出来ていた。私たちは,少し早い時間帯だったので余り渋滞せず,ラッキーだった。
 次は軽井沢方面に車を走らせ,「鬼押出し」に向かう。「鬼押出し」は,天明3年(1783)の浅間山大爆発によって噴き出された幅3km,距離12kmにわたる溶岩の凝結地帯で,園の中心は,爆発で被災死亡された人々の霊を慰めるため上野寛永寺別院として建立された厄よけ観音堂がある。鬼押出し鬼押出し観音







 「鬼押し出し」の名は,火口で鬼が暴れ岩を押し出したという当時の人が見た噴火の印象に,由来している。噴火の激しさを今に伝える景観は,世界3大奇勝の一つに数えられ,浅間高原の随一の名勝地となっているそうだ。厄除けの観音堂と言うことなので,いくつか御守りを買った。鬼押出し観音堂




 ここから,再び草津温泉に戻り,ベルツ博士の記念館に立ち寄り,展示物や説明を見た。草津温泉は,ドイツ人であるベルツ博士が世界有数の温泉リゾートとして国内外に紹介して,有名になったそうだ。博士は東京医学校の教授として招聘されたドイツ人で,日本人の女性と結婚され,草津温泉の恩人として記念館が出来ているそうだ。ベルツ記念館




 そこから連泊の草津温泉の宿に戻って,すぐ近くの「熱の湯」という所で,草津名物の「湯もみショー」があるというので,見学に行く。高温の湯を六尺板で掻き回し温度を下げるために湯もみをする。見学者も飛び入りで参加できるというので,義姉は参加して景品?を貰っていた。湯もみショー湯もみショー1







 温泉の湯は水を加えると薄まるので,「湯もみ」ということをするそうだ。温泉街は,連日,温泉客で賑わっている。「温泉まんじゅう」をお店で試食させられて,殆どの人が「温泉まんじゅう」を買っていた。茶色でふんわかして,あんこ入りの蒸しパンみたいだ。この日の夕食もなかなか美味しかった。
 明日でいよいよ旅行も最終日。温泉に入ってぐっすり就寝。連日,朝と夜の2回ずつ温泉を楽しんだ。すごく気持ち良かった!
スポンサーサイト




【2007/10/11 14:20】 | 未分類
トラックバック(0) |

No title
yasumama
とてもよいたびでしたね。白根山に登られて神秘的な湖を見られ兄上様の白根山に登らない手は ないって 仰る意味がわかりました。なんで山に登られるんだろうと思ってました。湯もみショー見れて良かったですね。私達は夜だったのでもう ないと言われがっかり。テレビでしか見たことはありません。盛り沢山の楽しい旅ですね。


No title
K.N
yasumamaさんへ

私たちの連泊した宿は日本風の奈良屋という旅館で,湯畑のすぐ近くでした。露天風呂もあり,料理も良かったです。標高が高いので,気温は9℃位でしたがそんなに寒い感じがしませんでした。入らなかったけど片岡鶴太郎美術館もありました。お土産は,温泉まんじゅう位で余り良いものはなかったです。


No title
sa-59
白根山は天気に恵まれ、途中の景色も楽しめてよかったですよね。なんと言っても2160mまで行けちゃうんですから、遠くに雲を同じくらいの高さに見ることができましたものね。今日こちらのテレビで万座温泉から白根山に行った人たちのことをやってました。「湯釜」の事など説明してましたが、まだ目に焼き付いてますので、ウムウムとうなずきながら見てしまいました。


No title
蛇人間
湯もみショーは、テレビで見た事があります。温泉三昧の旅、うらやまし~!!只今青春驀進中ってな感じですね。私も、温泉三昧の旅にいつ頃行けるようになるのかしら…!?


No title
K.N
sa-59さんへ

草津温泉の源泉湧出,白根山の広大で空に手が届きそうな景色などすごく印象に残ってます。本当にパノラマで写真が撮りたかったです。湯もみショーの写真は側面からですが良く撮れていると思いませんか?また,一緒にどこかへ行きたいですね。


No title
K.N
蛇人間さんへ

テレビでやってましたか?湯もみしている人は,余り若くなかったです。どこも若い人が少ないようです。蛇人間さんも,後10年余りしたら,子育てからも,教育費からも解放され,青春できますよ。でも,余り年齢を重ねると,体調も悪くなり,旅行も楽しめなくなります。今のうちかな?


No title
kawaii155cm
懐かしい景色と懐かしい地名が並んでいて、あの当時を思い出します。

実際にはずいぶん変わっているのでしょうね。

湯釜は独特の色でしたね。鬼押出しの溶岩も、ガイドさんの説明で、だから「鬼押出し」って言うんだ!と納得して景色を見たのを思い出します。

旅ごころをそそられます。

ワタクシも11月に入ったら家族で小旅行に行ってみようと思っています。

家族の都合が合わなかったら、来春になるかな?

今日は以前一緒に食事した「花○¨○○」の電話番号を教えて欲しくて電話しました。解決しました。


No title
K.N
kawaii155cmさんへ

修学旅行で行ったのですか?温泉や鬼押出しなどを見ると,やっぱり地震列島って感じがします。今は噴火してない山でも,数十年位で活火山として噴火する危険性もあるのでは・・・。怖い!


コメントを閉じる▲