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時は,過去,現在,未来へとずーと繋がっている。時の変化は,何気なく過ぎ去っていく。時は確実に流れている!
以前は,読書好きの友から,本を沢山借りて読んでいた。読むのが間に合わない位で,彼女のお陰で,自分では読まないようなジャンルの本を読むことが出来た。彼女の蔵書が尽きたのか,最近は,本を借りていない。先日,ご近所の美容院に行った時,何となく興味を引かれるような本の装丁だったので,貸して貰うことにした。本屋大賞を受賞した本だった。
辻村深月の『かがみの孤城
「かがみの孤城」 本屋大賞
読み初めは,何となくコミックを本にしたようで,登場人物も中学生だったりして,自分が読むのには何かミスマッチだったかなと思った。でも,本を半分位読んだ時,次はどうなるのか読んでみたいと思うようになった。この本のあらすじを紹介する。
主人公は中学1年生の安西こころ。彼女は同じクラスの真田美織にいじめを受けて不登校になっていた。 いじめられた理由はこころが何かしたってことはなく,相手の一方的な思い込みと自分勝手な考えからいじめを受けていたようだ。「こころの教室」という子ども育成支援のスクールに通うことも考えていたがて,いじめで精神的な傷を負っていて,学校はおろか学校のようなところに行くことも難しくなって家にこもる日が続いていた。
そんなある日,部屋の中にある鏡が内側から目を開けていられない程の光を放ち始めた。鏡の中に体ごと吸い込まれていったこころが目を覚ますと,そこには狼のお面をつけピンク色のドレスを着た同年代位の女の子が立っていて,背後には西洋の童話で見るような立派な城がそびえたっていた。「おっめでとうございまーす!」目を見開くこころの前で,声が響き渡った。(中略)
「安西こころさん。あなたはめでたくこの城のゲストに招かれましたー!」
かがみ かがみの孤城
こころ以外にも中学生の子どもが6人招待されていて,こころを含めると7人の中学生がかがみの中の城に来ていた。なんでもここはどんな願いでも叶えることができる城のようでだった。
「お前達には今日から3月まで,この城の中で”願いの部屋”に入る鍵探しをしてもらう。見つけたヤツ1人だけが,扉を開けて願いを叶える権利がある。つまり”願いの鍵探し”だ。ー 理解したか?」鍵探しが行われるのはこころたちが招待された5月から来年の3月30日まで。それまでに鍵を見つけられなかったら鍵はなくなり,城に来ることもできなくなる。もし期限前に鍵が見つかった場合は,その時点で城が閉じられる。
オオカミ様 鍵
城が開くのは毎日日本時間の朝9時から夕方5時まで。5時までには鏡を通って家に帰っていることが絶対守るべきルールで,もし破った時にはぺナルティーで狼に食べられることになる。城が開いてるのが朝9時から5時までってなんだか学校みたい?そして中学生である7人がこの時間に城に来れるということは・・・,7人には学校に行っていないという共通点がある。
7人の学生とおうかみ様
★「かがみの孤城」の登場人物 全部で7人。 
こころ。
ジャージ姿のイケメンの男の子。
ポニーテールのしっかり者の女の子。
眼鏡をかけた,声優声の女の子。
ゲーム機をいじる生意気そうな男の子。
ロンみたいなそばかすの,物静かな男の子。
小太りで気弱そうな,階段に隠れた男の子。
 
かがみの孤城は城に集められた7人と,こころたちを城に連れてきた”オオカミさま”を中心に物語が展開する。最初は,同じような7人だと思っていて,よそよそしかったが,ひょんなことから,年齢も,住んでいる場所も違うことが分った。最後には,城で一緒に過ごすうちに,互いを理解し,喜びを感じるようになり,友情が生まれる。“オオカミさま”は,城の中にいつもいるがこころたちの前には姿を見せたり見せなかったりで,お世話係兼お目付け役のような立場。鍵の隠し場所については最初から何度もヒントを出していたが,こころたちがそのことに気づくのは随分後のこと。”オオカミさま”の存在はファンタジーとして終わるのかと思ったが,最後の最後でミステリーな要素と結びつき感動的な場面になる。
3月が終わって城が閉まって,それぞれの世界に戻ってからみんなの世界がどうなるのか,続きを知ることはもうできない。どれだけ心配しても,分からないまま。みんな,どうか元気で,と願う。幸せになって,と祈る。こころも期限の3月30日が近づくころ頃には,みんなと会えなくなることをさみしがるようになる。鍵が見つかり,みんな,かがみの城から出て,それぞれの道を歩むが,外の世界では,かがみの孤城の中でのことは,覚えていなくて,お互いを認識することはできない。
最後まで,読み終えて,こういうことだったのかわかり,7人がそれぞれ大人に向けて成長していくだろうと感じられ,良かったなと思えた。また,成長期の子どもたちの心の中が見えて,これも,大人には理解できない一過性の通過点かなと思ったりした。
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【2020/04/06 11:43】 | 読書
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yasumama
不思議な世界に なんでぇ どうなってるのって 思いつつ 読み進めていき 共通点は あれど 時年代の相違で 会えない・・作者の頭は 普通では??考えられない世界があるのでしょうが 私の(当然ですが) 想像を 遥かに超えた世界で 物語が 展開されるのでしょうね~~。v-390

確かに いつも違和感を 感じつつ 作者の生年月日を みるのです・・当然ながら 世界が違うv-355
今 読んでる本 1983年生まれの方・・20年差位の方の本が いいかな~~って・・わかりません。v-393
ニュース 見るたびに どうなってゆくのだろうって 落ち込みます。

yasumamaさんへ
K.N
v-87ホント,久し振りの読書でした。絵画,ガーデニングなど,忙しくて,借りた本なら,早く返さなくてはと思いますが,そうでなかったら,新聞やネットニュースを見る位です。最初は,自分の年齢とかけ離れているので,どうかなと思いましたが,職業柄,これも参考になるかなと思い読んでいると,段々,次は??・・って感じがした最後まで読みました。v-410小説を書かれる方って,さすがですね。「かがみの孤城」には,色々と不思議なことが潜んでいたのですね。登場人物が同じ位の年齢で,同じ位の場所に住んでいる子どもたちかと思いましたが,違う年齢,居住だったことに驚きました。最後は,それぞれ自分のこれからに向かって模索していくのですね。いじめの問題は,大人の世界と違うので,子どもを理解するのはなかなか難しいですね。大人も子ども世界へのアプローチが必要ですね。v-398今週の太極拳講座,大丈夫かしら?

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昨年12月末から,4月末までに読んだ本,いつもより少ないようだ。1月~3月は,何となく短い感じがして,あっという間に過ぎる。1月は「いぬる」,2月は「逃げる」,3月は「去る」とよく言われているが,短いのは,2月だけなのに,すごく短い気がする。どうしてなんだろうこの期間に読んだ本を振り返ってみる。
阿川佐和子「ことことこーこ」
阿川佐和子「ことことこーこ」
仕事と介護に翻弄されるアラフォー長女の奮闘記! 結婚10年で離婚し,老父母の暮らす実家に戻った香子。フードコーディネーターとしての新たな人生を歩み出した矢先,母・琴子に認知症の症状が現れ始める。弟夫婦は頼りにならず,仕事と介護を両立させようと覚悟を決めるが……。年とともに変わりゆく親子の関係を,ユーモアと人情たっぷりに描き出す!
私は在職中の50代,子どもたちは手がかからなくなったが,仕事が7一番忙しい時で,大変だった。父が亡くなって,しばらくして,母がひざ痛になり,さらには,認知症になった。最初は,デイサービスを受けていたが,老健施設,グループホーム,特養施設に入り,症状が進み,最後は,心臓も弱り,連携病院に転院,亡くなった。読んでいてすごく共感できる部分も多かった。
萩原浩「それでも空は青い」
荻原浩「それでも空は青い」
人間関係に正解なんてない――
人づきあいに悩む背中をそっと押してくれる7つの物語。バーテンダーの僕は,骨折で入院した先の看護師の彼女に恋をした。退院後,何度かバーを訪ねてくれたものの,バツイチ7歳年上の彼女との距離はなかなか縮まらない。なぜなら彼女は“牛男”(イケメン,カッコイイ男)と暮らしているようで……
群ようこ「ネコと海鞘」
群ようこ「ネコと海鞘」
麻雀に狂い,ダンベルに励み,猫を愛し,矢ガモを論じる……日常生活のくさぐさを群流の軽妙な筆で綴った面白さ抜群のエッセイ集。犬だって夢を見る,猫だって冷蔵庫に入りたい,ベルトだって空を飛ぶ…どうしてこんなにケッサクな出来事ばかり起こってしまうのか,髪を切っては少年アシベと呼ばれ,シュノーケリングに挑戦し,雀鬼への道をひた走る著者を軽妙な筆で綴っている。
阿川佐和子「いい女,ふだん ブッ散らかしており」
阿川佐和子「いい女,ふだん ブッ散らかしており」
父を看取り,認知症の母を介護し,対談・執筆と多忙を極める著者。自ら「床族」と称し,何でも床に積んでしまう片付け下手で,捨てられない性格と自己分析。また,連続ドラマ「陸王」に出演,女優としても活躍,さらに還暦過ぎての結婚まで……。じわじわ訪れる小さな老いを蹴散らして,挑戦し続ける激動の日々を赤裸々に綴る。
樹木希林「一切なりゆき~樹木希林のことば~」
樹木希林「一切なりゆき~樹木希林のことば~
芝居の達人,人生の達人──。2018年,惜しくも世を去った名女優・樹木希林が,生と死,演技,男と女について語ったことばの数々を収録。それはユーモアと洞察に満ちた,樹木流生き方のエッセンス。
〇モノを持たない,買わないという生活は,いいですよ
〇人の人生に,人の命にどれだけ自分が多く添えるか
〇欲や執着があると,それが弱みになって,人がつけこみやすくなる
〇子供は飾りの材料にしないほうがいい
〇アンチエイジングというのもどうかと思います
〇人間でも一回,ダメになった人が好き
〇もう人生,上等じゃないって,いつも思っている  
〇女は強くていいんです
〇つつましくて色っぽいというのが女の最高の色気
〇最期は娘に上出来! と言ってもらいたい
樹木希林「樹木希林からの手紙」
樹木希林さんからの手紙
NHK『クローズアップ現代+』と長野放送局『知るしん』で放送され,大反響を巻き起こした感動のストーリーが1冊の本になった! 2018年9月25日,樹木さんが亡くなった10日後のNHK「クローズアップ現代+」は「秘話 樹木希林さん直筆の手紙」というテーマ。
樹木さんの逝去を悼む特集番組やコーナーが続く中,直筆の手紙を通じた一般の方との知られざる交流をテーマにした番組は,
新たな感動を呼んだ。
さらに番組で紹介しきれなかった若者とのエピソードについては,11月26日に長野放送局『知るしん』で「拝啓 樹木希林様」のタイトルで放送。
本書は『クローズアップ現代+』で取材にあたったNHKの若手ディレクターたちが,樹木さんが手紙を通じて多くの人と交流し,彼ら彼女らの不安や悩みに耳を傾けてきた様を綴っている。番組ではふれられていない手紙や手紙から始まった交流についてもご紹介している。
手紙では自らのいじめを告白し,将来の夢がみつからない若者や教師や介護の仕事をする若者を激励。いじめられた経験からいじめをなくそうとしている方,大人気だった「ピップエレキバン」CMのロケ場所・北海道「比布駅」,映画「あん」のモデルになった元ハンセン病患者の方,長野県上田市「戦没画学生慰霊美術館『無言館』」で行われた成人式に出席した若者たち,沖縄の基地で揺れる街を描いた若き仲村颯悟監督,死について語り合った何必館・京都現代美術館館長,山形県・米沢婦人会、伊藤忠商事,亡くなる1ヶ月前に書いた手紙まで,手紙を送った先はさまざま。
病の中でも書き続けた人生の真実,樹木さんが,悩み,立ち止まる人に送った手紙は,樹木さんが大切にしてきたであろう仏教,明治天皇のお歌,外国の言葉がたくさん引用されており,なおかつウィットに富んでいいる。
えではなく,自分で答えにたどりつくための他の人とは違った角度からのアドバイスをしてくださっている。
隠されたエピソードの数々に加えて,樹木さんの達筆な毛筆の手紙も各所に掲載されている。
樹木希林さんの最後の2冊は,すごく感銘を受けた。飾らない,生地のままの樹木希林さんの気持ちが伝わり,読みごたえがあった。安らかに眠って下さい。

【2019/04/28 10:04】 | 読書
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読書はいいですね
kawaii155cm
おはようございます。
GW突入!
今日まで、我が家の女子4人、2泊3日で熊野古道へ旅行している予定でした。
しかし、ショートステイにお願いして、2時間も経たないうちに、37.7度の発熱との連絡。(どうしてか、ショートにお願いすると熱が出て、救急に受診すると、待っている間に、すっかり熱は下がっているんです。それが、しょっちゅうあって。ショートが嫌いなんでしょうね。)
それで、「連れに来てください」と言われ、結局、宿もキャンセルして、介護!介護のGW前半です。
永年、行きたいと思っていた地なので、とても残念でした。
そんな気持ちが夢にまででてきて、昨夜は生徒たちと行く「旅行のしおり」の冊子を他の先生方と話し合いながら作っている夢を見ました。
そんな中、昨日、兄から電話があり、「山菜が沢山、芽を出しているから、採りにきたら?」とお呼びがかかりました。
こちらは、嬉しく、日帰りができるので行ってみたいと思いました。
blogで紹介された本の数々、私も興味があります。きっと、共感できるように思えます。
私は、最近、表現が同じようなものに偏りがちです。こうして「ブックトーク」のように紹介して頂くと有難いです。
以前は、「武田鉄矢の朝の三枚おろし」という朝の通勤時に放送されるラジオ番組を聞いていたので、武田鉄矢さんが紹介される本をよく読んだものです。
また、生徒さんたちから勧められた本も読むことができて楽しかったことも思い出します。
段ボールの中をのぞくと、途中まで読んでやめている本も沢山あるので、それも読んでみましょう。その本を買った時の想いも思い出しながら。
読書は本当にいいですね。時間を忘れてしまいます。ちょっとしたこま切れ時間でも読むことができ、1冊、読み終えた時の感覚もいいです。
今日は、朝から雨です。読書に丁度いい日です。
樹木希林さんの本はぜひ読んでみますね。



yasumama
お忙しい 賑やかな日を 過ごしてらっしゃる???かな。v-411
読書って 仕事をしてる時は そんなに してなかったけど Tさんのおかげでしょう。
それから 様々なv-295を読み漁るって感じで 現在にいたってます。
いろんな方々の世界をしり ああ こんな方でも こういう悩み??って あるの? そうなんだって 共感する部分もあり そういう考え方もある?とか 沈んだ思いに光がさすとか 救われるのですね。
今読んでるM・Aさんの本にも心に沁みる言葉 多々あります。ウンウンと思いつつ 忘れるので 抜粋して書き留めておくことにしました。
希林さん 病に中で どうやって 愛される人になれたのか・そうは言われてもとか 本を読むって 時間をわすれてしまいます。
で、で、講座の復習 出来ないの。なんて 言い訳無用ですね。v-355

kawaii155cmさんへ
K.N
v-390熊野古道の旅行,残念でしたね。私も,以前から,熊野古道に行きたいと思っていましたが,台風や災害などで行けていません。歩くのが遅くなってきたので,今となってはいけるかなv-361という感じです。行ける時に行っておかなくては,駄目ですね。そうそう,備中松山城も雲海やベンガラなど,良かったです。山野は,若葉が美しく,山菜もシーズンですね。私の姉も色々取りに行っているそうです。v-87武田鉄矢さんの本,1冊読んだことがあります。結構,格調高い文章を描かれますね。外見からすると,少し「チャライ」感じもしますが・・・。読書も,面白いと,嵌まりますね。ノリの悪い本は,眠くなりますが。1冊本を読み終えた時は,ホント充実感があります。印象に残っている本も色々あります。樹木希林さんの「樹木希林さんからの手紙」良かったです。無言館などで成人式の講演された時の手紙のやり取りなど,人生の勉強になりますよ。

yasumamaさんへ
K.N
v-235長男夫婦が帰省しました。お天気が良くないので,「みなと祭」も行きませんでした。すし鮮で昼食,ユメタウンで携帯ショップに行って,ついに,iphoneを買いました。これから操作方法を覚えなくては・・・。3G携帯が,2019年3月までなので,買い替えのチャンスかなと思いました。パソコンとはかなり違うので,要領を得ません。出来るかしら・・・v-361ホント熱心に本を読まれますね。私は,あれこれして,今回は余り読んでいません。読み始める時は,取っ付きが悪いのですが,読み進むと面白くなりますね。樹木希林さんの本,命かけてるって感じで感銘しました。自然体で気取らないのですが良かったです。近所の方に借りたので,回せなくてごめんなさいね。この10連休,練習する暇もありません。v-1045月11日,楽しみですね。



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今年の夏から,災害に見舞われ,私自身も手術入院をしたので,読書も少し控えめだった。『読書』と言っても,太極拳の友だちから借りた本が殆どで,自分が買った本は殆どない。読んだ順から,思い出してみよう。
★「スイートホーム」原田マハ
原田マハ「スイート・ホーム」
どんなに疲れて帰ってきても,仕事でうまくいかないことがあっても,ここまで来れば,もう大丈夫。駅からバスに乗って,2つ目のバス停で下りて,色づき始めた街路樹を眺めながら,甘い香りのする場所へと向かう。そこでは,おいしいスイーツと,なごやかなパティシエ一家が,私の到着を待っていてくれる。さりげない日常の中に潜む幸せを掬い上げた,心温まる連作短篇集。
香田陽皆は,雑貨店に勤める引っ込み思案な28歳。地元で愛される小さな洋菓子店「スイート・ホーム」を営む,腕利きだが不器用なパティシエの父,明るい「看板娘」の母,華やかで積極的な性格の妹との4人暮らし。ある男性に恋心を抱いている陽皆だが,なかなか想いを告げられず……。料理研究家の未来と年下のスイーツ男子・辰野との切ない恋の行方,香田一家といっしょに暮らし始めた〝いっこおばちゃん〟が見舞われた思いがけない出来事など・・・。
★「楽園のカンヴァス」原田マハ
原田マハ「楽園のカンヴァス]」
ルソーの名画に酷似した1枚の絵。そこに秘められた真実の究明に,2人の男女が挑む。興奮と感動の傑作アート・ミステリ。山本周五郎賞受賞。ニューヨーク近代美術館のキュレーター,ティム・ブラウンはある日スイスの大邸宅に招かれる。そこで見たのは巨匠ルソーの名作「夢」に酷似した絵。持ち主は正しく真贋判定した者にこの絵を譲ると告げ,手がかりとなる謎の古書を読ませる。リミットは7日間。ライバルは日本人研究者・早川織絵。ルソーとピカソ,2人の天才がカンヴァスにこめた想いとは・・・。
※ 原田マハは,小説家,キュレーター,カルチャー・エッセイスト。小学6年生から高校卒業まで岡山県岡山市育ち。関西学院大学文学部日本文学科,早稲田大学第二文学部美術史学専修卒業。馬里邑美術館,伊藤忠商事,森ビル森美術館設立準備室,ニューヨーク近代美術館に勤務後,2002年にフリーのキュレーターとして独立。2003年にカルチャーライターとして執筆活動を開始し,2005年には共著で『ソウルジョブ』上梓。同年,『カフーを待ちわびて』で第1回日本ラブストーリー大賞を受賞,特典として映画化される。mahaの名でケータイ小説も執筆。ペンネームはフランシスコ・ゴヤの「着衣のマハ」「裸のマハ」に由来する。ひろしま美術館の開舘40周年記念の講演会で見所を解説されたそうだ。原田マハの「あなたは誰かの大切な人」,「総理の夫」も読んだが,面白かった。
★「ファーストラヴ」島本理生
島本理生「ファーストラヴ」
夏の日の夕方,多摩川沿いを血まみれで歩いていた女子大生・聖山環菜が逮捕された。彼女は父親の勤務先である美術学校に立ち寄り,あらかじめ購入していた包丁で父親を刺殺した。環菜は就職活動の最中で,その面接の帰りに凶行に及んだのだった。
環菜の美貌も相まって,この事件はマスコミで大きく取り上げられた。何故,彼女は父親を殺さなければならなかったのか?臨床心理士の真壁由紀は,この事件を題材としたノンフィクションの執筆を依頼され,環菜やその周辺の人々と面会を重ねることになる。
そこから浮かび上がってくる,環菜の過去とは? 「家族」という名の迷宮を描く長編小説。
★「安藤百福とその妻仁子」青山誠
青山誠「安藤百福とその妻仁子」
1945年,太平洋戦争末期。優れた商才を発揮して会社を起こし,大阪・船場の地で商いを拡大させてきた1人の若者が,猛烈なアタッタをかけて良家出身の凛とした淑女と結婚した。ここに,後に世界的大発明をなす夫妻の二人三脚の物語が始まる。チキンラーメンやカップヌードルなど画期的なインスタントラーメンの発明で,世界中の人々を満腹にし,笑顔にした日清食品創業者・安藤百福とその妻仁子。2人が追い続けた,果てしない夢の物語。
現在,NHK朝ドラの「まんぷく」の元になった本だが,本とTVドラマはかなり違っているようだ。毎朝,楽しみに視聴している。
★「思い出の消えないように」川口俊和
川口俊和「思い出の消えないうちに」
伝えなきゃいけない想いと,どうしても聞きたい言葉がある。心に閉じ込めた思い出をもう一度輝かせるために,不思議な喫茶店で過去に戻る4人の物語・・・。とある街の,とある喫茶店の,とある座席には不思議な都市伝説があった。その席に座ると,望んだ通りの時間に戻れるという。但し,そこには面倒くさい・・・,非常に面倒くさいルールがあった。
1.過去に戻っても,この喫茶店を訪れた事のない者には会う事はできない。
2.過去に戻って,どんな努力をしても,現実は変わらない
3.過去に戻れる席には先客がいる。その席に座れるのは,その先客が席を立った時だけ。
4.過去に戻っても,席を立って移動する事はできない。
5.過去に戻れるのは,コーヒーをカップに注いでから,そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ。
面倒くさいルールはこれだけではない。それにもかかわらず,今日も都市伝説の噂を聞いた客がこの喫茶店を訪れる。
あなたなら,これだけのルールを聞かされて,それでも過去に戻りたいと思いますか?
この物語は,そんな不思議な喫茶店で起こった,心温まる4つの奇跡。
第1話「ばかやろう」が言えなかった娘の話  
第2話「幸せか?」と聞けなかった芸人の話
第3話「ごめん」が言えなかった妹の話     
第4話「好きだ」と言えなかった青年の話
あの日に戻れたら,あなたは誰に会いに行きますか?
この本を読んだ以前に「コーヒーが冷めないうちに」,「この嘘がばれないうちに」を読んだが,今回の本はその続編だった。
「コーヒーが冷めないうちに」は映画化されて,友だちと広島の映画館に見に行った。
★「最高の死に方と最悪の死に方」近藤誠
近藤誠「最高の死に方と最悪の死に方」
現代のがん治療,過剰医療に警鐘を鳴らし続けてきた医師・近藤誠による最新レポート! 誰もが穏やかな最期を望んでいる筈なのに,どうして日本には"不本意な死"をとげる遂げる人がこうも多いのか・・・。考えられる様々な「死に方」のケーススタディとともに,日本の終末医療の現状を分析する。
日本の病院で実施されている事実上の“安楽死",鎮静(セデーション)とは?強引な延命治療の果てに,患者はどんな状態になってしまうのか?過剰処方で"薬漬け"になった結果とは?「孤独死」は果たして残念な死に方なのか?知られざる"死の現場"に光をあてながら,「最高の死に方」を考える。
第1章 「安楽死で死にたい」という願い   
第2章 日本で実施されている"安楽死"
第3章 延命治療で失われる「尊厳」     
第4章 医療から遠ざかるという選択
第5章 いまの時代のさまざまな死に方   
第6章 がん治療は「苦痛死」を引き寄せる
第7章 不要なクスリはボケ、早死にのもと 
第8章 ぼくにとって最高の死に方
特別収録 リビングウィル。この本を読んだ以前に,「がんにならない」30の習慣という本を読んだ。
★「こころの匙加減」高橋幸枝
高橋幸枝「こころの匙加減」
高齢者だって年上の言葉を聞きたい! に応え16万部。「今のシニア層には肉体的に元気な方が多い。子育てが終わり,孫の顔を見ても,まだ先がある。そうなった時,『残りの人生で何をしたらいいのかわからない』といった漠然とした不安に悩まれる方が多い。」そんな状況がありながらも,高齢者の心の問題に寄り添おうとする著作は少ない。大正5年生まれ,満100歳の著者による大ヒット中の本書は,貴重な1冊。精神科医として患者と半世紀にわたり向き合い続けた中で見つけ出した40個の「生きるヒント」を,語りかけるような穏やかな文章でまとめている。「自分より若い人の言葉よりも,年上の方の言葉のほうが素直に受け入れられるところがあります。70代,80代になっても,やはり同じ。年長者の言葉を求めている。とは言え,その条件に応えられる著者はなかなかいない。髙橋先生は丁度,今のシニア層にとって親の世代にあたり,実際に『亡くなった母から励まされているような気持ちになった』という反響もあるそうだ。
今度は,阿川佐和子「ことことこーこ」を借りて読んでいる。自分の母が認知症になった話で,内容的には,共感できる点が多い。今年も残り,2週間,色々する事が多くて,読書のスピードも減速している。1日1日効率よく用事をこなし,すっきりとした気持ちで来年を迎えたい。来年は,年女だから,頑張らなくては・・・。

【2018/12/16 21:08】 | 読書
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yasumama
v-410来年はK・Nさんの干支ですか。
いろいろ ご活躍 されてるから 頑張らなくてはって おっしゃってますけど・・十分 なさってるのでは・・と 思いますv-425
おかげ様で 沢山の本を読ませていただきました。いろいろ 感じてこれは取り入れなくてはとか これって どうしてとか v-295いろんな世界に自分を連れて行ってくれます。
そして その先を自分なりに空想して 喜んだり悲しんだり・・映画化されたら やっぱり 行きたいとおもうのです。
「最高の・・・・・」は 以前から知ってはいましたけど やっぱり 考えさせられます。
子供達には常日ごろ 言ってはいますが 書面にはなかなか 出来ません。
はてさて その時になったら・・v-393
では 寒いけどプールに行ってきますね。


yasumamaさんへ
K.N
v-398今年も大したこともしなくて,終わりそうです。日々のニュースを見ていると,世界中で色んな出来事が報じられていますね。平和で戦争などが起こらない地球であってほしいですね。v-87Tさんのお陰で色々なジャンルの本を読ませて貰いましたね。今読んでいる本も,「ボケますから・・・」に似た内容です。頑張って読んで土曜日に持参します。愈々,今年最後のレッスン日なりました。しっかり覚えたいけど,不真面目でいつもみんなの足を引っ張っています。まずは,楽しく,健康で行きましょう。v-220

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いつも本を貸して下さる太極拳講座の友だち,彼女に借りた本を次々に読ませて貰っている。自分が読みたかった本,自分のジャンルにない本など色々だ。忙しくて,読むのが間に合わない時でも,「ゆっくり読んでください。」と言って下さる。私が読んだ本は,やはり太極拳講座の友だちが読むことになっている。それで,共通の話題で盛り上がる。映画化された本の映画を見に行ったりとか・・・。今回は,前回に続き,2018年2月~7月までに読んだ本を紹介する。
2月『こぽこぽ、珈琲
河出書房「こぽこぽ、珈琲」
31人の達眼の士の目に映る珈琲のある日常。植草甚一,内田百閒,柏井壽,寺田寅彦,常盤新平,村上春樹,吉田健一・・・。すごい顔ぶれ。珈琲にもエイジングがあるのだとか。やはり「おいしい」というのはこれと決まったものではなく複雑に積み重ねたものやちょっとしたゆらぎなのかな。家で飲む珈琲が一番おいしいと感じる幸せ,朝起き抜けのベッドで飲む珈琲の幸せ,寒い冬にラム入り珈琲を飲む幸せ,神田神保町でお気に入りの古本を読みながら飲む珈琲の幸せ,ほっこり温まった感じがする。物書きの方は,思考,推敲に珈琲は,最適かも・・・。それに珈琲はポリフェノールもあり,1日数杯は体に良いとか,TVの健康番組で言っていた。私は,朝食のミルクに,インスタントコーヒーを入れて飲むだけだが,それでも良いそうだ。
おら おらで ひとり いぐも』若竹千佐子 <第158回芥川賞受賞>
若竹千佐子「おら おらで ひとり いぐも」
63歳にして小説家デビューを果たした若竹千佐子氏の処女作。夫に先立たれ,子どもたちともうまく関係を結べないと感じている74歳の桃子さんが東北弁を武器に「老い」と向き合っていく。「歳をとるのは悪いことばかりではない」と思える感動作。
桃子さんは,結婚を3日後に控えた24歳の秋,東京オリンピックのファンファーレに押し出されるように,故郷を飛び出した。住み込みでアルバイトをし,周造と出会い,結婚し,2児をもうけ,子育てが終わったと思ったら,夫はあっけなく死んでいった。「この先一人でどやって暮らす。こまったぁどうすんべぇ」。74歳になった桃子さんは40年来住み慣れた都市近郊の新興住宅で,ひとりお茶をすすりながら,過去を思い出し,これからに思いを馳せ,時に幻想に身を投じていく…。捨てた故郷,疎遠になった息子と娘,亡き夫への愛。震えるような悲しみと孤独の果てに,桃子さんが辿り着いたものとは・・・。自分自身のこれからの暮らしをありありと見せつけられる。老後の女の孤独と希望を鮮やかに描き出したこの物語,共感できる所が沢山あった。若い時とは違い,そんなに長くない人生の処し方について考えさせられた。
3月『銀河鉄道の父』門井慶喜  <第158回直木賞受賞>
門井慶喜「銀河鉄道の父」
この小説に描かれた宮沢賢治はごく普通の青年で,そこがとても新鮮。生き生きとした等身大の賢治像が出現したのは,父である政次郎の視点から書くという構成になっていることが大きい。この父が実に偉大だ。賢治は家業の質屋が肌に合わず自分で事業を起こそうとしたり,国柱会の布教活動に熱中したりする。若さ故の前のめりだ。父はそんな賢治を厳しくたしなめつつも援助を惜しまない。子が病気になれば病院に泊まり込んで看病までする。成功した実業家であり家族思いの父。偉大過ぎる親を持つ息子が,もがき苦しんだ末に儚く美しい詩と童話を紡ぎ出したことは,切なくも運命的。父を超えたいという不変の命題に賢治も向き合っていたかと思うと,賢治の作品にも一段と親しみが湧いてくる。明治29年(1896年),岩手県花巻に生まれた宮沢賢治は,昭和8年(1933年)に亡くなるまで,主に東京と花巻を行き来しながら多数の詩や童話を創作した。賢治の生家は祖父の代から富裕な質屋であり,長男である彼は本来なら家を継ぐ立場だが,賢治は学問の道を進み,後には教師や技師として地元に貢献しながら,創作に情熱を注ぎ続けた。地元の名士であり,熱心な浄土真宗信者でもあった賢治の父・政次郎は,このユニークな息子をいかに育て上げたのか。父の信念とは異なる信仰への目覚めや最愛の妹トシとの死別など,決して長くはないが紆余曲折に満ちた宮沢賢治の生涯を知ることになり,良かった。
4月『常識は凡人のもの』藤原正彦
藤原正彦「常識は凡人のもの」
時に人々の目を曇らせ,時に判断を鈍らせる。それが「常識」の落とし穴!『週刊新潮』人気連載単行本最新版。小学低学年からの早期英語教育は当然?経済ルールは公平のため?日本が譲歩すればあの国は黙ってくれる?否。翻訳機の技術向上で英語学習は不要となり,欧米主導のルールには従うほど不利を強いられ,外交での謙虚さは弱みの裏返しとしか取られない…。一見,正しい定説を軽やかに覆す名コラム集!
第1章 自分で決められない国(灰色の世界;イタリアの小さな村で ほか)
第2章 グローバリズムの欺瞞(冬の攻防;半人前国家 ほか)
第3章 人類の余りにもむなしい姿(私の奥の手;グローバル教育の行き着く先 ほか)
第4章 確固たる自信のない人(読書ほど得なことはない;蘇る ほか)昭和 ほか)
第5章 祖国のためにありがとう(頑張って下さい,ありがとう;巨人の国 ほか)
5月『近藤誠がやっている「がんにならない」30の習慣
近藤誠がやっている「がんにならない」30の習慣
日本人の死因の第1位であるがん。2人に1人はがんになるといわれ,もはや国民病といえる。そのためか,「がん=死」というイメージは一般大衆的には常識となっている。本書では,がんと闘うな,抗がん剤は効かない,固形がんは放置していい,健診・がん検診は百害あって一利なしなど・がん治療の常識に一石を投じ続けてきた医師・近藤誠氏による「がん予防」「がん治療で殺されないため」をテーマとしている。糖質制限をしない,健診には行かない,ピロリ菌を除菌しない……近藤誠氏が普段から実践する一風変わった「がん予防法」とは?減塩をしない、やせない、クスリを飲まない、ピロリ菌を除菌しない,コーヒーを飲む…ほか、無理せず長生き,「近藤ルール」の提案。「どうせ死ぬなら,がんより老衰死」のすすめ。私自身としては,ここまで徹底して実行する勇気はない。
6月『極上の孤独』下重晃子
下重晃子「極上の孤独」
現代では「孤独=悪」だというイメージが強く,例えば孤独死は「憐れだ」「ああはなりたくない」と一方的に忌み嫌われる。しかし,それは少しおかしくないか。そもそも孤独でいるのは,まわりに自分を合わせる位なら1人でいる方が何倍も愉しく充実しているからで,成熟した人間だけが到達できる境地でもある。「集団の中で本当の自分でいることは難しい」「孤独を味わえるのは選ばれし人」「孤独を知らない人に品はない」「素敵な人はみな孤独」等々,1人をこよなく愛する著者が,孤独の効用を語り尽くす。そうはいっても,私自身はそんなに強くないので,孤独はやはり淋しいと思う。家族や気心の合った友や知人に囲まれ,楽しく過ごし,その中で自分自身も成長できるのではと思った。
7月『桜風堂ものがたり』村山早紀
村山早紀「桜風堂ものがたり」
百貨店内の書店,銀河堂書店に勤める物静かな青年,月原一整は,人づきあいが苦手なものの,埋もれていた名作を見つけ出して光を当てるケースが多く,店長から「宝探しの月原」と呼ばれ,信頼されていた。しかし,ある日,店内で起こった万引き事件が思わぬ顛末をたどり,その責任をとって一整は店を辞めざるを得なくなる。傷心を抱えて旅に出た一整は,以前よりネット上で親しくしていた,桜風堂という書店を営む老人を訪ねるために,桜野町を訪ねる。そこで思いがけない出会いが一整を待ち受けていた。そして,一整が見つけた「宝もの」のような一冊を巡り,彼の友人や元同僚たちや作家が,そして出版社営業が,一緒になってある奇跡を巻き起こす……。私も本を読むのが好きだが,互いに心を大切にし合い,ほのぼのとして癒される内容だった。
自分から本を買ったり,図書館などで借りたりして,読むのもいいが,自分ではなかなかそんな行動を起こさない。日々の忙しさにかまけ,また,何となく過ごしたりする。本を貸して貰うと,折角借りたのだから,読まなくてはと,結構,嵌まって読んでいる。いつも友だちに感謝して読ませて貰っている。今度は,どんな本かしらと何となく期待していたりとか・・・。

【2018/07/05 21:47】 | 読書
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sa-sa
いつも感心するのは、お忙しい中、本もよく読まれているということ。ちょっと前、この中の数冊を推奨してもらっていたので、取り敢えず「おら おらで ひとり いぐも」を読みました。私は上手く文章に出来ないので、K.Nさんの内容要約と感想そのままです。以前ニュースでこの本がよく売れていると報道されていました。読んでいると単純にうれしいですね。「こぽこぽ、珈琲」も「銀河鉄道の父」も面白そうです。

坂町やその他沢山の場所で大雨の被害がテレビに映し出されています。何十年に一度あるかないかの降水量ということですが、これからは、こういうことが頻度を増して起こりうるのでは明白です。地球温暖化の影響は、世界が真剣に向き合わなければいけない問題なんですけどv-413

sa-saさんへ
K.N
v-87いつも話題の本を貸して下さる太極拳の友だちにいつも感謝しています。貸して下さるから,読むのですから・・・。最近は,本屋大賞などを取った本が映画化されていますが,映画は本とは違ったインパクトがあります。勿論,原作の本に勝るものはないのですが・・・。先日も,yasumamaさんに誘われて,広島バルトの映画館に『羊と鋼の森』を見に行きました。e-343ピアノの美しい音色(辻井伸行演奏),その人に合わせた調律に迫る主人公と仲間たちに感動しました。芥川賞,直木賞の2冊の本は,文句なしに良かったです。是非,読まれたら良いですよ。大雨の甚大な被害,死者や行方不明の方が沢山おられます。わが街も大雨特別警報が出ました。世界的な規模で,地球を守ることを真剣に考え,行動すべきですね。まずは,身近なところから何かを・・・。v-279v-326


yasumama
殆ど 忘れかけています。読書した本の事。
気持ちが今はしっとりしていないので いろいろ 思いおこさせてくださりありがとうございます。

ほんと どうなることかと 思いました。
雨、そのものは まあまあ・・(ここら辺でも)沢山降りましたけど 私の身辺にも なんでって事が起こって・・。
いくつかおこって やっと今 ネット接続できて とても嬉しい・・・
📳・テレビ・☎と不具合が生じて 今 一つずつ 正常に戻って。v-266
すごい被害の倉敷とか坂・・諸々の事を思えば こんな事なんでもないと思いつつ 息子に聞いたり娘に頼ったり ほんに困った自分です。
タイの少年たちの事も、心配です。
K・Nさんのように 自分で なんでも対処できるようになる?事は、無理・ですが・・。v-239 
今 やっとネットにつながり 嬉しい。v-388


yasumamaさんへ
K.N
v-87印象深い本は,よく覚えていますが,忘れてしまった本もあります。もう一度,ネットなどで調べると,思い出しますが・・・。それでも思い出せなかったら,認知症の兆しありでしょうか。v-466豪雨の方は,一応収束しましたが,土砂災害があちこちで起きていて,行方不明の方もかなりおられます。台風8号も北上しているとか・・・。豪雨の被害,私の入院にも大きく影を落としています。yasumamaさんの情報機器も大変だったのですね。どうしてネットに接続しくなったのですか。でも,自分で直せたのですから,立派です。お助けマンは,今の状況では来れませんね。自分で直せたら,嬉しくて自信になりますね。v-425

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太極拳講座の友だちから,いつも借りて読んでいる本を半年毎に整理して,思い起している。すごく印象に残っている本や,これってどんな内容だったかなと思うものなど色々だ。自分が選んで読んでいる本ではないので,意外な内容のものもあり,自分の世界観が少し変わるような本もある。では,2017年8月~2018年1月までの半年間に読んだ本を紹介する。
8月・・・宮下奈都「羊と鋼の森」
宮下奈都「羊と鋼の森」この本は,姉が持って帰ってくれた本。
第13回本屋大賞,第4回ブランチブックアワード大賞2015,第13回キノベス!2016 第1位……伝説の三冠を達成!文庫化!
高校生の時,偶然ピアノ調律師の板鳥と出会って以来,調律の世界に魅せられた外村。ピアノを愛する姉妹や先輩,恩師との交流を通じて,成長していく青年の姿を,温かく静謐な筆致で綴った感動作。豪華出演陣で映画完成!外村青年を山﨑賢人,憧れの調律師・板鳥を三浦友和,先輩調律師・柳を鈴木亮平,ピアニストの姉妹を上白石萌音,萌歌が演じてる。6月8日公開。
10月・・・立川談春「赤めだか」
立川談春「赤めだか」
17歳で天才落語家・立川談志に入門。両親の反対により新聞配達をしながら,「上の者が白いと云えば黒いもんでも白い」世界での落語家前座修業が始まる。三日遅れの弟弟子は半年で廃業。なぜか築地市場で修業を命じられ,一門の新年会では兄弟子たちがトランプ博打を開帳し,談志のお供でハワイに行けばオネーサンに追いかけられる……。様々なドタバタ,試練を乗り越え,談春は仲間とともに二ツ目昇進を目指す!  <2008年講談社エッセイ賞受賞作品>二宮和也,ビートたけし出演! テレビドラマ化決定! <12月28日(月)よる9時~ TBS系で放送>笑って泣いて胸に沁みる,破天荒な名エッセイ,待望の文庫化!
桧山タミ「いのち愛しむ 人生キッチン」
桧山タミ「いのち愛しむ 人生キッチン」
九州・博多で暮らす92歳,現役の料理家。料理の技術だけではなく,季節の食材や使い心地のよい道具といった「ほんもの」の大切さを伝える。その料理教室は,教え子たちからひそかに「人生塾」と呼ばれている。そんな著者の教えを,温かな言葉を軸にまとめた本。「今は仕事も家事もがんばることを求められる時代で,上手く両立できずに悩む人も多い。タミ先生は早くにご主人を亡くされ,戦後の厳しい時代にシングルマザーとして双子のお子さんを育てられた。そんな大変な思いをされた方が,悩みを相談した方に『がんばらんでいいの』と声をかけられる。ホッとします。そういう,辛いことがあっても思い出すと元気になれる,お守りになるような先生の言葉を集めた本にしたかったんです」(担当編集者の馬塲)教室には,著者の話を楽しみに50年近く通い続けている人,親子2代,3代で教わっている人もいるそうだ。著者の人徳は,文章からも伝わってくる。「歳を重ねると何かと人付き合いも難しくなるものだが,先生の心はいつも開かれている。一人暮らしをされているお宅には,今でもいろいろな方が毎日のように訪ねて来られるとか。おしゃべりがあって美味しいご飯があると,温かい場所が生まれる。そういうのっていいなと,この本を通じて,あらためて感じた」(担当編集者の馬塲)
ビートたけし「アナログ」
ビートたけし「アナログ」
ビートたけしが初めて書いた純愛小説『アナログ』には,古希を迎えた彼がいま理想とする恋愛観や女性観がつまっている。主人公は30代のインテリアデザイナー。2015年のある日,広尾の喫茶店でたまたま出逢った女性と恋に落ちる。2人は互いの連絡先を聞くことなく,毎週木曜日の夕方に同じ店で会えれば交際をつづけようと約束する。この決め事の底にある思いを,主人公と頻繁に会っては深酒する悪友の一方がこう代弁する。〈今どきの何でも手軽に連絡を取り合う人間関係,それじゃ悩んだり心配したり,心の葛藤がない。時代に逆らうようなアナログな付き合い方,それが本当の恋愛かもしれない〉おそらくビートたけしの創作の動機もこれなのだろう。大事なことは面倒くさいのだ。主人公は,だから大いに悩んだり心配したりしながら,彼女との再会に生きがいすら感じるようになる。性欲に支配されることもなく,会っている時間を慈しむ。純愛にふさわしい古典的な展開は後半もつづき,2人の悪友が躍動する。いまの30代が使う筈のない(東海林太郎やヒデとロザンナや三波春夫が登場する)ギャグを連発しつつ主人公をからかうものの,いざとなると純愛の成就に全力で協力してみせる。男子の友情がほとばしる。ビートたけしが憧れの恋愛を描いたこの小説,読了してみると,純愛よりも友情が心に残る。作者はそれでは不満かもしれないがこれは,悪友の心意気が愛おしくなる純情小説。
11月・・・嵐山光三郎「枯れてたまるか」
嵐山光三郎「枯れてたまるか」
みなさん,このごろ小じんまり   ルール,前例のいいなりに  かつての闘士,いまいずこ  守るはご立派,マイホーム
元気があるのは,スキャンダル  清く,正しく,美しく  コメンテーターの顔見れば あれまあ,この人が,この言葉?
結構,毛だらけ,猫灰だらけ  定年になったら,大人しく   思うはかつてのあの肩書きか  まあ,そういう人生もいいでしょう
人それぞれの人生だもの  こちらは治らぬ不良病  生きてる限り,あたしゃ枯れないよ  老いてますますわがままに
老いていよいよ現役めざす  業というなら業といえ  待ってました! 老前老後!  オサラバまでは全力投球!
枯れてたまるか! 生きてるうちは!
待ってました!老前老後。60歳還暦でスイッチを切りかえた。年をとっても色情を手離すなかれ。老人の毎日は思ったより忙しいぞ。とかくこの世はオモシロイ。オサラバまでは全力投球!老いることは日々,楽しい冒険だ
小林克己「平成の徒然草」そこはかとない
小林克己「平成の徒然草」そこはかとない
つれづれならぬ現代でも,「をかし」はたくさんある!――
茨城県の名物医師が,時に日本語の機微にふれ,時に人間模様を愉しみ,時に人情の深みを綴る,喜怒哀楽を織り交ぜた痛快エッセイ。
のんのん,さらさら,いとけなき……細やかな日本語の機微や不思議を明晰に斬る!
楽しきかな、ゴルフ!……人の本性が出てしまう悪魔のスポーツをユーモラスに描く!
愛と恋とは微妙に違う……茨城文学賞受賞作家の鋭い観察眼で感動の物語を紡ぐ!
12月・・・岡崎武志「人生散歩術」こんなにがんばらなくても
曽野綾子「夫の後始末」
曽野綾子「夫の後始末」
夫・三浦朱門はある日,崩れるように倒れた。短い検査入院の間に,私は日々刻々と夫の精神活動が衰えるのを感じた。その時から,一応覚悟を決めたのである。夫にはできれば死ぬまで自宅で普通の暮らしをしてもらう。そのために私が介護人になる――。作家・曽野綾子が80代なかばにして直面し,90歳になる夫の在宅介護。工夫と試行錯誤を重ねながら,「介護とは」「看取りとは」そして「老いとは何か」を自問自答する日々が始まった。家族の介護をしている人も,これからするかもしれない人も,超高齢社会を迎えるすべての日本人に知ってほしい「夫婦の愛のかたち」がここにある。2017年2月の三浦氏逝去を越えて続いた,「週刊現代」大人気連載が待望の単行本化。
1月・・・武田鉄矢「あら還暦とは面白きこと見つけたり」
武田鉄矢「あら還暦とは面白きこと見つけたり」
 「年を取る」ことは難しいけれど,面白い!人生をどう終えていくか。定年後,あるいは定年を間近に控えて,その先をどう生きていくか。寿命が長くなった今だからこそ,それは多くの人にとって,大きな悩みとなっている。俳優・武田鉄矢は40代半ば頃から,すでに人生の降り方について考えてきた。いつまでも人生を登ってばかりはいられない。だからこそ武田鉄矢は,これまで出会ったさまざまな人,書物で出会った師とも言える人々から,学んできたという。本書は,武田鉄矢が著名人や歴史上の偉人,書物で出会った師から集めた言葉の数々をもとに,人生の降り方を考えたものだ。さらに武田鉄矢自身の失敗や知られざるエピソードも,さまざま開陳されている。それもこれも,今の自分を作った道標だからこそ―武田鉄矢は文庫化にあたっての「あとがき」にこう綴っている。<「老い」とはなかなかの難敵。ライバルですぞ。その4年の間,「老い」に立ち向かう「術」を,そして「一念」を懸命にさがしております>。「老い」ていない人が読めば,将来に光明を。「老い」ている人が読めば,心が軽くなること間違いなし。人生に迷った時に読みたい座右の書になるはずだ。
今度は,「こぽこぽ, 珈琲」っていう本を借りている。色んな人と珈琲の話のようだ。それぞれ分かれているので,すごく読みやすそう・・・。ボチボチ 珈琲でも飲みながら読んでいこう。いつも本を貸して下さる友だちに感謝しなくては・・・。

【2018/02/01 20:40】 | 読書
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sa-sa
お忙しいのに色々読まれてますね。この中で、私が読んでいるのは「赤めだか」だけです。落語好きな息子が、以前置いていったので読んでみました。落語家修行は大変だと思いましたが、談志の落語に対する熱い思いと弟子に対する愛情が、存在感のある落語家を育てたのかなと、、、。また「いのち愛しむ、人生キッチン」は是非読んでみたいですね~。そのほかの本もこれからの人生について、参考になりそうですね。本屋に行くと色々並んでいて迷いますが、貸してくれる方がいると、否応なく読むことになり良いですねv-218

sa-saさんへ
K.N
v-87T君,読書家に加えて,音楽,落語など,色んなものに興味を持っておられるのですね。
友だちが貸してくれるので,ジャンルにこだわらず,読んでいます。今までにすごく沢山の本を借りて読みました。v-265最近は,映画化されたものも多くなりました。「舟を編む」という本も印象に残っています。図書館を利用するのも良いですよ。立川談志さんは,かなり個性的な方だったようですね。早く亡くなられて,残念でした。そうそう,木曜日の22:00頃,v-55NHKで「落語でムービー」も面白いですよ。そちらは,この処,寒さが厳しく,v-276雪も良く降りますね。気を付けてください。来週「立春寒波」が来るとか・・・。


yasumama
今日はお疲れ様v-237
密度の濃い講座 教わり なかなか理解できない・・・理解してても体が言う事 聞かない・・・でも、v-266
読書 好むと好まないにかかわらず いろんなジャンルの本を読ませていただくって ありがたいです。夫の後始末・・・ウンウンと共感する部分・多々ありました。v-343
私も時々「落語ムービー」を録画してみます。
読んだ物語が映画化されると 嬉しいです。
でも、 最近 集中して物語を読んで理解する気持ちが ちょっと 失せそう・・。
葉室麟さん、亡くなられたけど 天翔けるを図書館で予約してます。10人待ちでしたが 今見たら8人待ちでした。もう少し 真剣に読まなくてはと反省してます。v-356

yasumamaさんへ
K.N
v-87いつも本を貸して下さるTさん,感謝しなくては・・・。Tさんが参加されている会で,本を読まれているとか・・・,そんなこともあり,色々本を選んで貸して下さるのでしょうね。自分の読書の世界がかなり広がりました。葉室麟さんの本,私も良かったなと思いました。もっと長生きして,沢山本を書いて欲しかったですね。昨日,雪がちらついていましたが,思い切って,新井口のアルパーク近くの美術館に行きました。長い,動く道が続いて,風が吹き,寒かったです。少し,早めに帰宅しました。今朝も寒いですね。v-276

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